直角プリズムは、ミラーの代わりに入射ビームを90°、180°、その他の角度に折り曲げる用途に多用されます。特殊なホルダを必要としないため、ミラーに比べ設置が容易です。

コーティングを施す面により、6種類の使用方法があります。

反射面に臨界角以内で入射する内部反射を利用する場合、偏光状態に関わらずほぼ100%の反射率が得られます。臨界角は、θ(λ)=arc sin(1/nλ)となり、ここでθ(λ)は波長λでの臨界角、nλは波長λでのガラスの屈折率を示します。

1.0～5.0mmの小型の直角プリズムは、マイクロ直角プリズムのページをご参照ください。

最大100mmまでのプリズム、および最大50mmまでの合成石英製プリズムも供給が可能です。また、ペンタプリズム、コーナーキューブプリズム等、他の形状のプリズムも提供することが出来ます。どうぞお気軽にお問い合わせください。